地球環境時代にふさわしい生物・生態系にも配慮した環境を積極的に創造していくために、様々な人や団体が協働していくネットワークの構築や、環境情報を一元的に集約する総合情報データベースの開発に取り組みました。
市民・NPO等とのネットワークづくり
海域環境改善の実現のためには、市民・NPO等、企業・行政など、すべての人が協力していく必要があります。そのため、市民会議を開催し、それぞれをつなぐネットワークづくりに取り組んでいます。
環境データベースの構築
GIS(地理情報システム)を活用し、伊勢湾・三河湾・駿河湾の環境情報の収集管理・活用、情報発信機能を持つ総合環境データベースシステムを構築しました。このデータベースは、 各湾内で、国、民間、財団、自治体(県・市等)、大学、NPOが独自に保持・管理している環境情報の所在を明らかにし、それらを相互に連携した双方向型のデータベースとなっており、 情報の提供に関しては沿岸地域の住民の方はもとより、広く一般の皆さんに提供し、啓発・広報(学習)に役立つものとなっています。