新技術情報提供システム(NETIS)とは
安全で安心な暮らしの実現、良好な環境づくり、快適で生活コストの安い暮らしが実現されるためには、民間等で開発された有用な新技術を公共工事等に積極的かつ円滑に導入することが重要です。このような民間等により開発された新技術の情報を、幅広く提供するためのシステムをNETIS(NEw Technology Information System)と呼んでいます。
また、NETISは民間等からの新技術情報の収集、事前評価、試行、事後評価、さらには新技術の公共事業等への活用を一貫して行う「公共事業等における技術活用システム」の中で運用されております。NETISの詳細な情報は
こちら[国土交通省:新技術情報提供システム]をご覧下さい。
新技術情報提供システム(NETIS)の仕組み
<新技術の定義>
「新技術」とは、技術の成立性が技術を開発した民間事業者等により実験等の方法で確認されており、実用化している公共工事等に関する技術であって、当該技術の適用範囲において従来技術に比べ活用の効果が同程度以上の技術又は同程度以上と見込まれる技術をいいます。
「技術の成立性」とは、論理的な根拠があり、技術的な事項に係る性能、機能等が当該技術の目的や国が定める基準等を満足することをいいます。
「実用化」とは、利用者の求めに応じて当該技術を提供可能な状態にあるものをいいます。
「従来技術」とは、公共工事等において標準的に使用される技術等をいいます。
「従来技術に比べ活用の効果が同程度」とは、技術的事項及び経済性等の事項のうち、一部の事項は従来技術より優れているかまたは劣っているが、総合的な効果では従来技術と同一の度合いであると判定することをいいます。
「技術開発者」とは、技術を開発した民間事業者等又は技術行使権原を有する者(当該技術についてそれを行使することができる正当な権原を有する事業者等をいう。)をいいます。なお、海外の民間事業者が開発した技術にあっては、日本国内に営業所が所在する技術行使権原を有する者とします。
<新技術の登録申請について>
技術の新規登録申請の流れについては、以下のフローになります。
<新技術の登録申請に係る申請書類>
- 申請書(様式1)
- 技術概要説明資料(様式2)
- 詳細説明資料(様式3)
- 比較表(様式4)
- その他参考資料
申請書類については、こちら[国土交通省:港湾CALS - 港湾整備事業支援統合情報システム]よりダウンロードして下さい。
<申請・相談窓口>
新技術の申請・相談及びNETISに関するお問い合わせ先は、
〒457-0833
愛知県名古屋市南区東又兵ヱ町1丁目57-3
名古屋港湾空港技術調査事務所 技術開発課
TEL 052-612-9984(直通)